2025-08-23
「どれくらい点を取れば九大に合格できるの?」 受験生が最も気になるのは「合格者の得点ライン」です。 その最も現実的な指標が 合格者最低点と合格者平均点。 これらは「過去問演習で目指すべき目標」として使えるだけでなく、 自分の学力と合格可能性の距離を測るための大切な基準です。 この記事の中に、令和7年度(2025年実施) 九州大学 前期日程 合格者最低点・平均点データを掲載しています。「どれくらい点を取れば合格できるか」を把握し、過去問演習の目標設定に活用してください。

九州大学の各学部・学科には毎年「合格者最低点」「合格者平均点」が公表されています。
・合格者最低点:ギリギリ合格を果たした層の得点
・合格者平均点:合格者の中心層が取っている得点
つまり最低点は「これを下回ると不合格」というボーダーライン。
過去問演習を行うときは、まずこの最低点を突破できるかを確認しましょう
▼データはこちら
令和7年度 九州大学一般選抜(前期) 合格者最低点・平均点(共テ+個別)
| 学部 | 学科・コース等 | 定員 | 倍率 | 満点 | 平均点 | 最低点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 共創学部 | 65 | 2.69 | 1525 | 1080.07 | 1001.30 | |
| ⽂学部 | 119 | 2.37 | 775 | 512.90 | 478.50 | |
| 教育学部 | 36 | 2.33 | 1075 | 733.79 | 681.50 | |
| 法学部 | 146 | 2.95 | 950 | 639.24 | 597.75 | |
| 経済学部 | 159 | 2.51 | - | - | - | |
| 経済・経営学科 | 93 | 2.66 | 1075 | 743.99 | 697.50 | |
| 経済⼯学科 | 66 | 2.28 | 1225 | 826.87 | 759.00 | |
| 理学部 | 197 | 2.51 | - | - | - | |
| 物理学科 | 42 | 3.27 | 1175 | 886.90 | 833.25 | |
| 化学科 | 46 | 2.35 | 1175 | 835.79 | 799.00 | |
| 地球惑星科学科 | 32 | 1.84 | 1175 | 852.45 | 795.75 | |
| 数学科 | 43 | 2.33 | 1175 | 869.14 | 817.25 | |
| ⽣物学科 | 34 | 2.69 | 1175 | 806.56 | 758.25 | |
| 農学部 | 170 | 2.45 | 1250 | 867.09 | 806.50 | |
| 全学部 | 1977 | 2.44 | - | - | - |
出典:九州大学 入学試験成績状況(九州大学公式ウェブサイト)
合格者最低点・ 平均点は年度によって上下します。
・出題難易度の変化
・倍率や受験者層の違い
・配点や試験方式の改定
こうした要因で最低点は毎年変動します。
だからこそ「最低点ギリギリを狙う」のではなく、 最低点+α=平均点ライン を目標に学習を進めることが重要です。「確実に合格する」ための目安は平均点です。
実際に過去問を解いたら、自分で採点した点数を九大の合格最低点・平均点と比較しましょう。
・現時点で最低点を超えているか?
・平均点との差はどのくらいあるか?
・足りない点数をどの科目で埋めるべきか?
この「ギャップ分析」を続けることで、自分の学習の達成度が明確になります。
そして「どこを重点的に伸ばすべきか」という戦略に直結します。
▼過去問の分析方法はこちらの記事を確認してください▼
合格に直結する「入試分析」のはじめかた
◆過去問演習は“最低点突破”を最初のゴールに
→現実的な到達ラインを意識し、得点感覚を養う。
◆平均点を目標に“確実合格ライン”を設定
→逆転合格を狙うなら二次対策で一気に伸ばす。
◆毎回の演習を「最低点との差」で評価
→点数そのものより、「合格にどれくらい近づいたか」を軸に考える。
▼得点プランニングの方法はこちらの記事を確認してください▼
合格に直結する「現状分析」と「得点プランニング」
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