2025-10-18
志望校合格に向けた受験勉強は、すべての科目の偏差値を上げることではありません。 合格のカギは、志望校の過去問分析と併願校選びの戦略化にあります。 過去問を通して「合格最低点とのギャップ」を明確にし、残り期間でどこを伸ばすべきかを定める。 そして併願校は「偏差値」ではなく「問題との相性」で選ぶ。 この2つを押さえることで、限られた時間でも合格可能性を最大化できます。
.jpg)
大学受験の勉強法でこの時期とても重要なのが、志望校の過去問を分析することです。
過去問を実際に解くことで、次の3つが見えてきます。
この時期に必ず一度は過去問を解いてみましょう。
点数が合格最低点に届かなくても落ち込むことはありません。
むしろ大切なのは、「なぜ点が取れなかったのか」を分析すること。
それにより、今後の学習方針を的確に立てられます。
過去問を解く=「合否を占う」ではなく「合格に近づく道筋を見つける」こと。
また、共通テストと個別試験の配点バランスにも注目しましょう。
共通テストで得点できれば、個別試験で必要な点数が下がるケースもあります。
多くの受験生が過去問を“合否判定テスト”のように扱っていますが、
実際は自分の課題を発見する最強の学習ツールです。
このように具体的に振り返ることで、次の一手が見えてきます。
模試とは違い、過去問分析は「本番の得点力」を測る実戦的なデータになります。
効果的な過去問分析の仕方はこちらの記事をご覧ください。
志望校が決まった受験生にとって、この秋に欠かせないのが併願校選びです。
併願校は、合格のチャンスを増やすだけでなく、試験慣れや自信づくりにもつながります。
ただし、偏差値や知名度だけで安易に選ぶのは危険です。
受験本番で「併願校にも落ちてしまった」というケースは、毎年少なくありません。
その原因の多くは、「過去問で相性を確認していない」ことにあります。
併願校を選ぶときは、過去問との相性を重視しましょう。
偏差値が近い大学でも、出題傾向は大きく異なります。
自分が得意な形式・分野を活かせる大学を選ぶことが、効率的な受験戦略です。
「第1志望より簡単だから大丈夫」と思って受けた大学に不合格!
これは、過去問を分析せず“相性”を見誤った典型例です。
滑り止めでの失敗は心理的ダメージが大きく、
本命受験にも影響を与えることがあります。
だからこそ、併願校こそ「過去問分析」で見極めを。
駿台Diverseでは、志望校・併願校の過去問データや得点分析をもとに、
受験生一人ひとりに合わせた戦略的な学習アドバイスを行っています。
そんなときは、ぜひ教室までご相談ください。
「過去問を解くだけで終わらせない」合格戦略を一緒に立てましょう。
駿台Diverseは、受験生一人ひとりの「合格戦略」をサポートします。
過去問分析・併願校相談のご予約は公式LINEよりお気軽にお問い合わせください!
